理事長挨拶

  • 第51代 理事長中山 圭

 三鷹青年会議所2020 年度 理事長所信
「挑戦」
~楽しもう 全力で! 進もう 未来へ!~

「市民と共に考え 共に行動しよう」 三鷹青年会議所設立当初の、この創始の想いから始まり、私たちは昨年創立50周年を迎えることができました。50年もの長きに亘り、様々な運動を熱い想いで展開してこられた先輩諸兄姉に敬意を表しますと共に、当会の運動に継続的にご支援・ご協力を賜っております皆様方に改めて感謝を申し上げます。時代は昭和から平成、そして令和へと移り変わり、私たちの運動展開も時代と共に変化しています。私たちはこの時代において何をしていかなければならないのか。そして何を求められているのか。50年を一つの区切りと考えると、51年目の本年は、この先の60周年・70周年、そしてさらには100周年に向けての新たなスタートとなる一年であるとも言えます。先輩方や地域の皆様、多くの方々に支えられてきた三鷹青年会議所の、50年に及ぶ歴史を貴重な財産として、今後どのように受け継いでいくのか。そして、積み重ねられてきた伝統を重んじながらも、変化の激しいこれからの時代とどう折り合いをつけ、さらなる発展を遂げていくのか。我々の真価も問われています。

【三鷹青年会議所】
私は2013年にこの三鷹青年会議所に入会し、本年8年目を迎えました。青年会議所という存在を知らなかった私は、たまたま出会った当時の会員の方から、「仲間が増えるよ」と誘われたのが入会のきっかけでした。入会してしばらくはなかなか時間を作ることが難しく、例会や委員会にもほとんど参加できませんでした。そんな時、同い年のメンバーから「委員長をやるから、副委員長をやってくれないか」と声をかけられ、副委員長を引き受けることにしました。これが私の青年会議所運動の転機となりました。初めは、想像以上の負担に安請け合いしたことを後悔しました。しかし、隣には歯を食いしばって全力でぶつかっている委員長がいて、周りには、熱い想いを持って必死に運動している仲間がいました。共に笑い、共に泣きながら彼らと日々を過ごしていくうちに、私はいつしか、青年会議所を好きになっていました。そして、青年会議所への入会を勧めてくれた方の言っていた「仲間が増えるよ」の意味を深く理解しました。青年会議所での運動は時間的にも体力的にも厳しいものがあり、毎回の合意形成では意見がなかなかまとまらなかったりと、気苦労も多くありました。しかし、そうした経験を共に重ね、多くの時間を一緒に過ごしたからこそ、私たちは初めて本当の仲間になっていくのです。そうした気づきを与えてくれた三鷹青年会議所は、私にとって大事なサードプレイスであり、出会った仲間は一生の財産です。また、私だけでなく他の会員の方々にとっても、この三鷹青年会議所が、一生の財産となるような仲間に出会える場となってほしいと心から願っています。そのためにも、私は第51代理事長として力を尽くします。

【組織づくり】
「挑戦した後の失敗より、何もしない事を恐れろ。」これは本田技研工業創業者、本田宗一郎氏の有名な言葉であります。時代が大きく変化している今、青年会議所全体もまた、変革の時期に来ています。時代に即した組織へと改革できるか、否か。それは、私たちひとりひとりの意識と行動にかかっております。誰かがいつか改革するだろうと待っていたら、青年会議所は近い将来、時代に取り残された組織となってしまうでしょう。確かに今まで築き上げてきたものを変えるという行為はとても勇気がいります。また、今までの三鷹青年会議所を支えてこられた先輩方に対する申し訳なさのようなものも感じるかもしれません。それでも、現在の組織が抱える問題点を一つ一つ見直し、先輩方の築いてこられた志はしっかりと引き継ぎつつも、新たな時代に対応できるような組織づくりを行って参ります。先入観を捨てて問題に向き合い、勇気をもって改善に取り組む決断が今、必要とされています。今後も三鷹青年会議所が、地域に根差した草の根運動を率先して行っていける団体であり、メンバーがまちのことを真剣に考えられる素晴らしい団体であり続けるために、組織改革を行って参ります。そしてそれこそが、私たち三鷹青年会議所のより一層の信頼獲得と会員拡大につながると信じております。

【仲間づくり ひとづくり】
青年会議所は多くのメンバーと共に運動を発信することでより大きな力を生み出します。そのため、私たちにとって組織の拡大は使命です。しかし、ここ20年で、6万人いた日本青年会議所のメンバーは、3万2千人と約半数まで減少しており、近年5年間では5千人の減少と、毎年千人の会員が減り続けている傾向にあります。そんな中、私たち三鷹青年会議所も例外ではなく、本年度の期首メンバーが22名でのスタートという危機的状況であります。しかし私は、これはピンチなのではなく絶好のチャンスと捉えております。なぜならば、新規会員を増やすための運動を通じて、メンバーのみなさんと青年会議所の素晴らしさを再確認できると思うからです。私は青年会議所の運動に誇りを持っております。地域においてなくてはならない存在であると考えております。そこでまずは、メンバーのみなさんとそうした想いを分かち合い、三鷹青年会議所の一員であることに誇りを感じてもらい、青年会議所をもっと好きになってもらいたいと考えております。そして、青年会議所に対する私たちのこの強い想いを一人でも多くの人に発信していけば、より多くの方々にご理解いただき、私たちの理念に賛同して、ともに事業を行っていく仲間が増えていくものと確信しております。本年度は、組織改革と会員拡大を最優先事項に据え、30名拡大と会員の意識醸成を目標に掲げております。青年会議所メンバーの減少という困難を受け入れながらも、全力で、楽しみながら拡大に挑戦して参ります。

【まちづくり】
青年会議所の運動は地域に根差しており、まちを少しでもよくしたい、身近な人の笑顔が見たい、そのような想いが根幹にあると私は考えております。昨年30周年を迎えた「三鷹国際交流フェスティバル」も、当時の先輩方が世界平和を願い、国際交流を通して社会をよくしたいという想いから始められ、今では5万人近い来場者を誇る一大事業となりました。会場では、地元で活躍する企業や学生団体などがブースを構え、来場された方たちと楽しそうに交流する様子があちこちで見られました。また、地域の方々が多くの国の文化に触れ、多様性(ダイバーシティ)の大切さに気付くことのできる非常によいきっかけともなっていました。まさに、国際交流を通してまちをよくし、人々を笑顔にしたいという先輩方の気持ちが形になったものといえます。私たちは本年もまた、社会に対して、地域に対して正面から向き合って運動を展開してまいります。今の社会や地域が抱えるさまざまな問題について調査し、考え、そしてよりよいまちづくりを目指した事業展開に挑戦し、先輩方のように、想いを形にしていきます。

【青少年育成】
まちを創るのは人であり、10年後、20年後の未来を創っていくのは、今の子ども達です。長年継続して行ってきた「わんぱく相撲三鷹場所」や、「みたかわんぱくスポーツDAY」など、多岐にわたる青少年育成事業は、子ども達の未来を想い、地域の未来を考え、先輩方が熱い想いを持って取り組んでこられた結晶です。これらの事業には毎年多くの方にご参加・ご協力いただいております。特に主役である子ども達にはとても好意的に受け入れられており、毎年のように盛況となっています。参加いただいた地域の皆様や、青少年育成事業を心から楽しむ子ども達からは、「熱い想いで、ともによい未来を作っていこう」という期待を込めた無言のメッセージを感じ、感謝すると同時に身が引き締まる思いがいたします。私たちは本年も先輩方の志を引き継ぎ、地域の方々、そして未来を担う子ども達への責任として、積極的に青少年育成事業に取り組んでまいります。そのためにも、今まで築いてきた多くの関係団体の皆様にご協力を仰ぎ、より一層連携を強固にしていきます。そして、既存の枠にとらわれず、今の子ども達にとって本当によい青少年育成事業とは何なのかを模索し、スローガンにあるように、楽しむ気持ちを持ち、全力で挑戦して参ります。

最後になりましたが、三鷹青年会議所第51代理事長の重責を与えていただきました会員の皆様、そして先輩諸兄姉に心から感謝申し上げますと共に、「挑戦」~楽しもう 全力で! 進もう 未来へ!~をスローガンに掲げ、一年間全力で邁進して参ります。皆様にはより一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げ、所信とさせていただきます。

第51代 理事長
中山 圭

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